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15年を振り返って

ふれあい診療所元所長
武田 栄治

ふれあい診療所を開所して、2年半が経過したところで所長をさせていただきました。
外来の患者数が少ないため、みんなでどのようにしたらよいか、頭を抱えていました。みんなで考えた末、
①みんなで地域を回ること、②支部長さん・世話人さんに力を貸していただき、組合員さんに健診をしていただくこと、③班会も、誰も出来なかった、年100回しようと言う結論に達しました。結果的には、70回余りしかできませんでした。
このようにしながら、どんなに遠くても往診に出かけたり、組合員さんに健診をお願いしに回ったりして3年が経過した頃から変化が起こったように思います。
今振り返ると、大変無茶なことをしていたなと思う反面、組合員さん・世話人さん・支部長さんの心温かい思い・情熱と職員全員の北部地域に敷居の低い・気楽にかかれて・何でも相談出来る民主的な医療機関をどんなことがあってもつくる・つくってみせるという思いが相まって今日のふれあい診療所になったと思います。
最後になりましたが、組合員さんの目線になって物事を考え、職員もたゆまず努力し続けて自立し、次の時代を見据えたふれあい診療所にしていただけるものと信じています。

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