福山医療生活協同組合 > お知らせ > 講演と支部体験発表~つながりマップづくり交流会~

講演と支部体験発表~つながりマップづくり交流会~

2月10日(水)リムふくやまで「つながりマップづくり交流会」を行いました。開会挨拶初で乃美専務は、「今年は地域包括ケアが本格的に始まる年。住み慣れた町で健康に長生きしたいという願いを支えるのが医療生協のたすけあいの力で、それを生かして地域の諸団体や事業と連携して医療生協の包括ケアをつくることが大切になる。地域における私たちの役割をみんなの共通認識にして活動しよう。」と語りました。
とをしました。

記念講演は、3つの診療所と23の介護事業所を持つ新居浜医療福祉生協の鴻上千恵美専務さんに話して頂きました。
◎新居浜市は地域的な特徴で4つに分けられる。その3つには診療所がある。
◎診療所を中心に、「歩いていける距離で何とかしよや!」を合言葉に約10年間、1年に平均2か所の介護施設を開業している。
◎組合員には玄関などに医療生協のマークを刷ったシールを張ってもらう。
◎診療所のない地区から「せめてデイサービスでも…」という声。新しく建てずに組合員が見つけた空き家を利用して開業した。
◎組合員の要望は、「ずーっと死ぬまで住める場所が欲しい。診療所の近くなら嬉しい。いつでも集える場所が欲しい。365日駆けこめる場所を」というもの。
◎介護施設の窓を掃き出し型にしたが、利用者が開けて出たのは1件だけで今はない。良いケアをすれば出て行こうとはしない。
◎小規模多機能施設では利用者の「困った」に対応。
◎①病棟②サービス付き高齢者住宅③デイサービス④コミュニティ・サロンのある施設を!建設委員会、建設推進者100人の会を作り、何度も話し合い役員、職員、組合員が一致団結。組合員&外部向けと職員向けのニュースを発行。
◎みんなを信じること!あきらめない!時間をかけて!こころ豊かなまちを。

 

わが支部の地域とのつながりづくり実践

あしな支部すみれ班
班員の手配り範囲の認知症の人をサポートしたいとの声出始めた。一人暮らしの人、各施設などを色分けすると、地域の様子が「見える化」され、次にするべきことが見えてきた。

本庄支部・森生支部長
運営委員の提案で福山市の生き生き百歳体操を市へお願いに。町内会の取り組みとすることで町内の会館を利用している。

向陽久松台中村支部長
「カフェができないかな」という声がきっかけで、町内会と一緒に毎週火・木曜日に「みちくさカフェ」をしている。町内福祉の会と協同して市補助金で棚などを購入。

南支部江刺支部長
何のためのマップか疑問だったが、手配りを地図落としして「見える化」する意味がわかった。地域のふれあいプラザを訪問するなど、「やってみよう」と少し前に進んだ。

お知らせ一覧へ戻る

 
▲ページ先頭へ▲